琴の演奏・指導をしていただきました。

12月13日(月)に紋別市の教育支援ボランティア事業の支援を受けて琴演奏を楽しむ邦楽団体「アンサンブル弦」の方々を講師として招き、琴の演奏と5・6年の演奏指導をしていただきました。

まずは3人の演奏者の方々による琴演奏を全校児童で聴きました。5・6年生の音楽の教科書から4曲ほど演奏いただきました。初めてみる琴や3面の琴が織りなす雅やかな演奏に、子ども達はみんな真剣に聞き入っていました。

次の時間では、5・6年生が1人1面のお琴を用意していただき、音楽の教科書にある「荒城の月」を実際に演奏しました。

「琴の譜面は弦の番号で表されていて分かりやすい」「琴の本体は龍を表している」など、琴の知識や楽しいお話を加えながら演奏指導をしていただきました。子ども達は、最初は上手く弦を弾く事が出来ませんでしたが、「弦は切れないから思いっきり弾いて大丈夫」「上の弦に爪を当てて弾いてみて」などのアドバイスを受けると、綺麗な音で弾けるようになりました。最後にはアンサンブル弦の方の伴奏で全員で合奏を行いました。また、鈴木講師が「みんなで演奏する合奏は、音が綺麗に揃うととても楽しいね。」と言うと、「もう一度合奏をやりたい!」とリクエストが出て、何度も合奏を楽しんでいました。 

子ども達は「テレビでしか見たことのない楽器で、難しそうだと思っていたけど、楽しかった。」「琴は初めて見た。簡単に弾けてよかった。」など、普段の生活ではなかなか触れる事のない日本の伝統楽器の演奏を体験でき、とてもうれしそうでした。

アンサンブル弦の皆様、ありがとうございました。